再生困難な廃プラスチック・古紙を新エネルギーに転換

RPFとRDFの違い

RPFは、家庭から排出される可燃ごみを原料とする"RDF"よりもはるかに優れた燃料性能を提供します。


燃料名 RPF RDF
Refuse Paper&Plastic Fuel Refuse Derived Fuel
分別収集法 民間企業の分別排出に基づく
(排出元への引き取り条件提示による)
自治体による収集
(分別収集によらない不特定多数の排出による混合ごみ)



組成 産業廃棄物が主原料の為、異物の混入は少なく、塩素濃度は低い。 各家庭での分別に限界あり。塵芥、不燃物、異物、塩ビ等が混入し、塩素濃度は高い。
含水率 民間企業(工程系及び物流系)から排出されるので含水率は低い 家庭系ごみが分別されずに混入されているため水分率は高い。



発熱量
kcal/kg
5,000~10,000kcal/kg
(紙混合比により調整可能)
3,000~4,000kcal/kg
(調整不能)
サイズ 6~50mm
空気輸送可能な小径まで対応可能
15~50mm
小径サイズの製造は困難
灰分化率 7%以下 20%以下
付帯設備 集塵装置 集塵装置
脱臭装置
乾燥機用排ガス処理装置
腐敗防止添加剤供給装置
用途 ボイラー用燃料
高炉吹込燃料
RPF発電設備
乾燥用燃料
ボイラー用燃料
RDF発電設備
燃料としては用途が限定的である。