再生困難な廃プラスチック・古紙を新エネルギーに転換

RPFとは


 「RPF」とはRefuse Paper&Plastic Fuelの略称であり、主に産業系廃棄物のうち、マテリアルリサイクルが困難な古紙及び廃プラスチックを原料とした高品位の固形燃料です。
 関商店が製造したRPFは、石炭やコークス等、化石燃料の代替として、大手製紙会社、鉄鋼会社、石灰会社など多くの産業で御好評をいただいております。このRPFには以下のような特長があります。


 直径 発熱量
 φ35mm 6,000kcal/kg級
(石炭代替)
 φ15mm 6,000kcal/kg級
(石炭代替)
 φ8mm 8,000kcal/kg級
(コークス代替)

RPFの特徴(利用メリット)

①品質が安定 発生履歴が明らかな産廃や選別された一般廃棄物(分別基準適合物)を原料として使用しているため、品質が安定している。
②熱量のコントロールが可能 ボイラー等のスペックに応じ、古紙と廃プラスチックの配合比率を変えるだけで容易に熱量変更可能。
③高カロリー 原料として廃プラスチックを使用しているため熱量が高く、石炭及びコークス並みで化石燃料代替として使用可能。
④ハンドリング性が良い RPFは固形で密度が高い為、コークス、石炭等と同等の利便性をもち、貯蔵特性にも優れています。
⑤ボイラー等燃焼炉に
 おける排ガス対策が容易
品質が安定し、不純物混入が少ないため、塩素ガス発生によるボイラー腐食や、ダイオキシン発生がほとんどない。硫黄ガスの発生も少なく、排ガス処理が容易。
⑥他燃料に比較して
 経済性がある
現状で石炭価格の1/2程度と低価格。石油・石炭税が掛らず将来負担が予想される排出権購入の費用削減が見込める。
灰化率が石炭に比べ1/3以下となる為、灰処理費も削減可能である。
⑦環境にやさしい 総合エネルギー効率の向上と化石燃料削減によりCO2削減など地球温暖化防止に寄与。

RPFのCO₂削減効果

RPFは石炭(輸入一般炭)と比べて、同じ仕事量(熱量)で二酸化炭素排出量が3割ないしは4割少ないことが特長の一つです。
二酸化炭素(CO₂)排出量比較表(RPF VS 石炭)
使用する燃料 A)単位発熱量*1)
GJ/t
B)単位発熱量、kcal換算
1000/4.18605*A
C)排出係数*2) D)トン当たりCO₂
排出量
E)RPFの石炭に対する
CO₂排出割合
新エネルギー
(固形燃料RPF)
25.7 GJ/t 6,139 kcal/kg 1.5700 t-CO₂/t 1.57 t-CO₂/t 67.4 %
輸入一般炭 25.7 GJ/t 6,139 kcal/kg 0.0247 t-C/GJ 2.33 t-CO₂/t 100.0 %

(出典)
*1):単位・標準発熱量: 平成19年5月資源エネルギー庁総合エネルギー統計検討事務局
「2005年度以降適用する標準発熱量の検討結果と改訂値について」
*2):排出係数:
平成18年3月経済産業省、環境省令第3号
「特定排出者の事業活動に伴う温室効果ガスの排出量の算定に関する省令」

(参考)
GJ(ギガジュール)とは10⁹J(ジュール)のことです。
カロリーとの換算は以下の定式による。1.00000kcal=4.18605KJ(計量法上の定義式)
輸入一般炭のD)トン当たりCO2排出量は、0.0247tC/GJであるが、
t-CO2/GJに変換するためには、(CO2分子量/C原子量)44/12=3.67を乗算いたします。


すなわち、RPFは石炭と同じ発熱量(仕事量)がありますが、石炭と比べて33%のCO2発生が少なく、環境に優しい燃料です。